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2023年11月18日土曜日

『嫌いでいさせて』第5巻ネタバレ感想【ひじき】


嫌いでいさせて 5【電子限定かきおろし付】
2023/06/09/リブレ

土屋家、第3子爆誕―― 番の葉月と愛娘のしずく、そして第2子湊。 Ωの雫斗が築いた大好きな家族に第3子・蒼大が加わった! 皆の愛情をほしいままにしていた湊は蒼大に嫉妬し、兄弟仲は早くも荒れ模様。 一方、しずくの小学校でも波乱含みの林間学校が始まり、雫斗は同じΩのダイキを案じるが? 子供達の葛藤を描く大人気オメガバース第5巻! 描き下ろしは酔いどれ番エッチ


単行本の構成
・表題作全6話
・描き下ろし番外編13P
・カバー下イラスト付きあとがき1P
・電子限定おまけ漫画1P


1巻ごとに子供達がぐんと成長。

第3子・蒼大が生まれ、しずくは小5に。葉月は大学を卒業して母の会社に正式に就職。

葉月の血を色濃く受け継ぐ第3子・蒼大はマイペースで我が道を行く気質の片鱗が😆 

まだ赤ちゃんなのにキャラ立ちばっちりw

弟が生まれてからママに抱っこしてもらう機会が減ってやきもちを焼く湊。湊の気持ちを察した葉月がある作戦に出て・・・という展開。

今回は土屋家の子供達のお話がメイン。 最初は自分の邪魔をしているように見える赤ちゃんのことを奇妙で異質な存在として拒絶していた湊だけど、両親の愛情を受けながらお兄ちゃんになることを少しずつ受け入れていく様子が優しいタッチで描かれています。

夫夫の生活はすっかり子供中心になり、BL要素は減ってきていますが、協力して子育てに邁進する二人が何より幸せそうで、日々の何気ないやりとりからも夫夫の絆が感じられてほっこりしました。

時々挟まれる葉月&蒼大そっくり父子コンビの小ネタにもクスッとなりますw

後半は小学校高学年になったしずくとダイキの恋の行方。

成り行き上、Ωであることを学校でカムアウトしたダイキ。差別主義者の親から悪い影響を受けた男子から執拗に言葉の暴力を浴びせられるダイキの姿がなんとも不憫で胸が痛くなりましたが、救いがある展開でホッとしました。

ダイキ本人の強さが描かれているのがまず良かった点。Ωを全否定する男子と対照をなす精神的な強さと優しさが印象的。αのしずく、他の同級生たち、担任の朝永先生をはじめとする周囲の大人たちの対応にもじんわりしました。

ダイキへの恋心を自覚し、ますますスパダリ化に拍車がかかるしずく。男前な告白を敢行→両想いを確認する二人→警戒レベルを上げる親バカ葉月の構図にニマニマ😊

そして、5巻になって意外なつながりも判明。乃亜ちゃんのおじいちゃん=用務員のおじさん!

描き下ろしは保護者(ダイキママ)同伴で映画デートに出かけるしずく×ダイキと平常心ではいられない葉月のやりとり。後半は酔っぱらって甘えん坊全開になった雫斗と煽られまくりの葉月のラブイチャ💓

切りのいいところで終わっていますが、あとがきを読むとまだ続きそうな感じ😉

来年1月発売予定の朝永先生×柳木先生のスピンオフも気になります。



嫌いでいさせて 5【電子限定かきおろし付】


アニメイト限定12P小冊子付き電子版単行本


【ドラマCD】特装盤 描き下ろしマンガ小冊子セット


ドラマCD【出演声優:斉藤壮馬 増田俊樹】
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嫌いでいさせて5(出演:斉藤壮馬、増田俊樹)


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