
離れられない、逃がしてやれない
レーベル:drapコミックスDX
2024年3月1日/コアマガジン
内容紹介
幼馴染の銀河と琉叶。 銀河は、泣き虫だった自分をいつも守ってくれた、強くて眩しい琉叶のことがずっと大好きだった。 幼馴染として、親友として、いつも近くにいられたから、それで満足していた。 友人から『誰かに掻っ攫われるぞ』と発破をかけられても、どうしても一歩が踏み出せない銀河。 誰かに取られたくはないけれど、気持ちを伝える勇気もない…そんな葛藤を抱えていたある日、酔った勢いで抑えきれない気持ちが溢れてしまい…?
【続編の有無】
なし(2024年3月時点)
【スピンオフ】
なし(2024年3月時点)
【収録内容】
表題作全5話
描き下ろし番外編10P
あとがき
カバー下おまけイラスト
【テーマ・舞台設定】
- 幼馴染み
- 攻の片想い
- 20代
【作風・世界観】
- ほのぼの
【地雷要素(人によって)】
- 特になし
【キャラ】
二人の関係:幼馴染
- 攻:モデルの銀河
黒髪クールイケメン 受に長年片想い中
- 受:人間関係のトラブルで仕事を辞めた自由人の琉叶
小悪魔 誘い受
【ラブシーン】
- 普通
ネタバレ感想
新作は黒髪クールイケメン×小悪魔美形の幼馴染みBL。人間関係のトラブルで仕事を辞めた自由人の琉叶と琉叶に20年近く片想いしているモデルの銀河のお話。子供の頃は銀河の方が泣き虫で琉叶が励まし守ってあげる立場だったのが、いつのまにか立場が逆転した幼馴染CPという設定。
スタート時点では関係が壊れるのを恐れて気持ちに蓋をする銀河と、そんな銀河の想いにも自分の気持ちにも気づいていない琉叶という雰囲気でしたが、かなり早い段階で琉叶が銀河の想いに気づき、テンパる銀河にグイグイ迫って・・・という誘い受(襲い)受展開。
うーん、期待していたほど後半が盛り上がらなかったせいか、全体的に萌え不足。 両想いになる過程がざっくり省略され、思いの外あっさりくっついてしまった印象。
琉叶の不思議ちゃんキャラが独特。20代なのに未だパリピDKのような言動が目立ち、仕事を辞めた理由もセクハラされたのが原因というだけで詳細は明かされずじまい。
琉叶のそばにいるために弱虫な自分を克服しようと努力を重ねてきた銀河に比べると、琉叶の成長や気持ちの変化が分かりにくかったのが残念。


掲載誌:
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