
少年と神隠し
Cannaコミックス
2019年3月28日/プランタン出版
目次:
※クリックするとジャンプします👻内容紹介
大ヒットBL作『玉響』(大洋図書・刊)から約5年――ゆき林檎の真骨頂となる和ノスタルジックな最新作が登場!身寄りのない少年・修一郎を助けたのは、天狗のような青年だった……。
【続編】
なし(2024年3月時点)
【関連作】
なし(2024年3月時点)
【収録内容】
表題作全6話
描き下ろし後日談11P
カバー下おまけイラスト&プロフィール2P
【テーマ・舞台設定】
- 輪廻転生
- 人外×人間
- 天狗(攻)
- 異種族
【作風・世界観】
- シリアス
- せつない
【地雷要素(人によって)】
- 特になし
【キャラ】
二人の関係:輪廻転生
- 攻:前世は人間(僧侶)だった不老不死の天狗
一途 美人 - 受:攻が愛した上人様の生まれ変わりの美少年
頑張り屋
【ラブシーン】
- 少ない
ネタバレ感想
せつなくて優しい和風ファンタジー。幻想的な物語にぴったりとマッチした透明感のある美しい絵にうっとり。
仏教の輪廻転生観と山岳信仰の天狗伝説を融合させた世界観で展開される連理の契り。
攻は”業”と言う名の”愛情”が深すぎるあまり天狗(魔物)になったと思しき人物。人間から見れば魔物というよりも神に近い存在。天狗になる前は僧侶だった孤高の高潔キャラ。彼の周りだけ静謐な空気が漂っています。
受は前世で攻が愛した上人様の生まれ変わり。現世では頑張り屋さんの美少年。
寿命の違いという問題がありますが、不思議と悲壮感や哀愁が漂っておらず、どこか清々しさすら感じる美しい締めくくり方。二人なりにしっかり命の問題と別離のことを受け止め、長生きを誓う受と、受が寿命を全うするまで寄り添って生きようと決意する攻の生き様が素敵でした。

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