
2024/12/02/大洋図書
桐生税理士事務所の新人所員の望田斗亜は、
所長の桐生に密かに憧れていた。
以前、夜の電車で酔っ払いに絡まれて困っている女性を、
桐生が物腰柔らかに助けるところを見たのだ。 言いたいことを我慢しがちな望田に、
桐生はいつでもさりげなく手を差し伸べ、フォローしてくれる。
その度に望田は彼に惹かれるようになって──!?
単行本の構成
・表題作第1話~5話
・描き下ろし番外編「ある日の桐生税理士事務所」1P
・描き下ろし番外編「ある日の桐生税理士事務所」1P
税理士事務所が舞台のオフィスラブBL。
かっこいいボスに恋心を抱く新社会人が主人公。
桐生税理士事務所のスパダリな桐生所長×新入社員・望田くんのお話。
電車でたまたま見かけたかっこいい人(酔っ払いに絡まれていた女性を助けたイケメン)が就職先の上司だったという設定。
年の差・身長差CP。身長差CPとはいっても、望田くんもスラッとした美青年。所長は関西弁。
1話はプロローグのような位置づけで舞台設定と人物紹介にページが割かれている感じでした。 2話も人物紹介を兼ねたじっくり展開。じわじわと桐生所長への恋心を自覚する望田くんの表情の変化が可愛かったです。
桐生所長は望田くんの気持ちにまだ気づいていないものの、望田くんのことを人として気に入っている様子。 所長はノンケ。望田くんは回想シーンでゲイだと判明。
3話~5話は大学で初めてできた彼女と上手くいかなかった望田くんが桐生所長と仕事関係者(司法書士)の三浦さんと飲みに行ったときのやりとり(→酔って所長宅にお泊り)などを通して自分がゲイであることと所長に惹かれていることを自覚していく姿がセンチメンタルに描かれています。
三浦さんと同僚の会話から桐生所長に誰もがお似合いだと思っていた女性(元カノで最近結婚したばかり)がいたことを知った望田くんはショックを受け・・・。
そんな自分をキモいと感じ、この気持ちを誰にも知られたくないと懊悩する望田くん。
1巻は主人公の望田くんが恋を自覚するまでのエピソードが描かれ、二人の関係は進展しないまま終了。
桐生所長はかっこいいノンケの年上男性で今はまだ望田くんの完全な片想い。桐生所長に優しくされてポッとなったり、ついつい見惚れてしまったりしながらも、自分のセクシャリティを受け入れられない望田くんの切なく苦しい心情描写が続いています。
ここからどう発展するのか、続きが気になります!
まとめ
・上司×部下
・ノンケ×ゲイ
・紳士×ウブ
・年の差
・世界観:せつない / シリアス / ほのぼの
・地雷要素:なし
・ラブシーン:なし
・ノンケ×ゲイ
・紳士×ウブ
・年の差
・世界観:せつない / シリアス / ほのぼの
・地雷要素:なし
・ラブシーン:なし
🍏描き下ろし
・番外編「ある日の桐生税理士事務所」1P
所長の一番かっこいいところは・・・?
先輩の岩本さん曰く、目にも止まらぬ電卓さばき😆


掲載誌:ihr HertZ