
2019年11月22日/幻冬舎コミックス
官僚シリーズ第7弾! 外務省第二国際情報室所属の鶏楽と藍染は誰もが認める恋人同士。しかし実は付き合っていないと噂が出て…!?
鶏楽×藍染の馴れ初め編。
前回読み返したのが1年ちょっと前。ぎりぎりいけるかなと再読せずに挑んでみたら見事に誰が誰だかわからなくなって混乱😅
巻を追うごとに増え続ける登場人物たち。
最初に出てきた3組(針生×眞御、武笠×深津、土門×円)のことは読み返さなくても覚えているけど、後続組のことは読んだ端から忘れてしまって...。
登場人物が多いオムニバスというのもあるけど、3組以降はどれも既存CPをミックスさせたような類似パターンなので印象に残りにくいのかも。一つ一つのお話としては楽しめるんですが、シリーズ全体で見ると、もう少し差別化を図ってほしいところ。
今回の鶏楽×藍染もカップル的にはお似合い。馴れ初め編も普通に面白く読めたものの、脇役のときに醸し出していた(大きな子供と慈母のような)関係性を掘り下げるまでには至らなかった印象。本編というよりサイドストーリーに近い雰囲気。
過去編で藍染の家系が代々有力者に仕える協力者(スパイ活動)をしてきたという設定が飛び出します。藍染が外務省に入省した動機は個人で仕える警察官僚に外務省の情報を漏洩するためだったのだとか。
のちに上司に説得されて二重スパイになるのだけど。
恋インの世界はちょっとスケールが違いますねw
6巻のレビューでも書きましたが、この物語のバディの女役(受)の有り様がどうにも苦手だなぁと。
今回も男を誘惑するように仕込まれたフェミニン受が女装してターゲットに接近。つけ胸をつけたスケスケのランジェリー姿でくねくねポールダンスをする藍染。
女装ではなく、完全に女性にしか見えなかったなぁ。そういう物語なんだろうけど、何ともいえない気持ちになりました。
