
掲載誌:ihr HertZ
冒頭は穢れの地として忌み嫌われる中間地帯に自ら志願してクラウスとともに向かい、戦闘で大けがを負いながらもなんとか一命をとりとめたアズサ少尉が久々登場。病棟で静養中のアズサのもとに友人のダテとモリが見舞いにやってきて・・・。
アズサは自分より深手を負ったクラウスのことが気がかりな様子。クラウスのおかげで生還できたというアズサに対し、クラウスの居場所が分かったら、3人でお礼を伝えにいこうと提案するモリ。
(↑2017年3月発売の同人誌『Thorn Crown III』の前半部分)
シーンが切り替わり、6話のつづき、およそ15ページにわたる官能シーン:
スグリ軍医が管轄する病棟の秘密の地下室で、譫妄状態のクラウスが野獣のようにタキをむさぼり・・・。
(ihr HertZ は修正がゆるゆる=大事なところがほぼ丸見え)
タキが大きな声をあげれば、外で待機しているスグリ軍医がドアを壊して入ってくるはず。クラウスが不敬罪で処分されるのを恐れるタキは、うめき声が漏れないようにシーツを噛み、苦悶の表情をうかべながら、荒々しく求めてくるクラウスを受け入れるが・・・。
(↑2017年3月発売の同人誌『Thorn Crown III』の後半部分、2017年12月発売の『Thorn Crown Ⅳ』を清書したもの+2ページの回想シーンを加筆)
つづく
思わず息をのむほど写実的な仕上がり。いきりたったクラウスのキョコンが凶器(苦笑)。あんな巨大なものをならさずに受け入れたら、お尻が割けちゃうと思うのですが、そこは旧バージョンと違って流血することなく、ファンタジーに。
タキが少し感じてる様子なのは救いかなと思うのですが、途中でクラウスが正気に戻って、未遂にしてもよかったのではないかと。体中に歯形やつかんだ痕が残っていたという前回の描写でクラウスが譫妄状態のときに性的に暴走して色々やらかしていることは読者には伝わっているので、それを決定づける痛々しい性描写を長々と見たいかといわれれば、個人的にはノーですね。
クラウスが自分を縛ってまで避けようとした命がけの努力を無に帰して、ふたたび二人の不幸な性描写を見せつけるというのは、今後の展開のためにどうしても必要だったということなんでしょうか。
二人がさんざん味わっている苦しみに見合うだけの幸せな未来を描いてほしいです。二人に早く幸せが訪れますように。

掲載誌:ihr HertZ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅲ
掲載誌:

百日の薔薇 第一話「我が騎士」 (初回限定生産)

百日の薔薇 第二話「宸華の者」 (初回限定生産)
