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2022年7月6日水曜日

『私立帝城学園-四逸-』第4巻ネタバレ感想【夏下冬】


私立帝城学園-四逸- 4
2022/04/25/ふゅーじょんぷろだくと

葵木 啓文(あおき ひろふみ)――学園を動かす力を持つ集団「四逸(しいつ)」の中で学問を代表するα(アルファ)。 常に冷静沈着でスマートな姿勢にはファンが後を絶たない。 春太(はるたか)にとっては一番に頼ることができて、自分が何をしたいのか常にヒントをくれる存在。 春太はそんな葵木と肩を並べたいという一心で、四逸を目指す者の通過儀礼とされている「プレッジ」を申し出る。


単行本の構成
・第15話~19話(描き下ろしなし)


3巻は那治のあっけない退場→葵木先輩のもとで〝拓一生〟の訓練(恋インの色任務みたいなもの)を受ける決断をした春太の姿が描かれており、いよいよ本題に入ったかと思ったら、ここにきて失速・足踏み状態に。

前回じらしてお預けにした葵木先輩との訓練の様子がなぜか丸ごと省略され、4巻は全く関係のない話に脱線...😓

四逸の提案で学園でプレバレンタインイベントを開催することになり、拓一生を目指す在校生たちが四逸からチョコの材料をゲットするためにサバイバルゲームで競い合ったり、模擬店でチョコを売ったりする様子が長々と描かれていて、メインの物語はほとんど進展せずに次巻に持ち越し。

今回の四逸主催のイベントは生徒間の絆を深めたり、社会勉強のために催す学園祭とは異なり、金と暇を持て余した横柄なお坊ちゃんたちが弱い立場の生徒たちを翻弄して優越感に浸っているだけの質の悪い遊びにしか見えず、3話もかけて描く内容なのかなと思ってしまいました。

春太の恋の行方とΩ初の四逸入りを果たすサクセスストーリーを期待し、ここまで辛抱強く見守ってきた読者としては、遅々として進まないストーリーに不安が増し、巻を追うごとにモヤモヤが溜まるシリーズになっているのがしんどいです。着地点が見えないなぁ。

連載再開は秋とのこと。


私立帝城学園-四逸-(4)


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