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2024年4月7日日曜日

『お伽噺は泡と消え』ネタバレ感想【じゃのめ】


【電子限定おまけ付き】お伽噺は泡と消え
2021/01/22/ 幻冬舎コミックス

ラーメン屋店長の丘は、高校時代からの親友・朱巳と長年セフレ関係を続けている。お互い好き合う気持ちは確かなはずなのに、丘は不完全燃焼だった初恋の思い出を引きずり、朱巳はヤクザの息子という立場からか人を寄せ付けず、孤独の影をまとって生きている。そんな中、ラーメン屋に丘の初恋に関わる男・駿河が現れて…!? 共依存めいた二人の両片想いアダルト・ラブ。


単行本の構成
・表題作全6話
・描きおろし後日談10P
・電子限定おまけマンガ1P


作家買い。まるで映画を見ているようなドラマチックな構成美(作画・コマ割り・モノローグ)にうっとり。美しく切なくセクシーな二人にぐいぐい惹きつけられました。

長年セフレ関係にある両片想いの友人同士・26歳の大人CP。

キャバクラ支配人(ヤクザの息子)×ラーメン屋店長のお話。

中高の同級生で高校の卒業式後に受がゲイであることを攻にカムアウトしたことがきっかけで、ずっとセフレ関係を続けている二人。

セフレとはいっても体だけの関係ではなく、中高の思い出が土台にある両片想い。それぞれが相手のことを想うがゆえに交際に踏み切れない理由にほろりとさせられつつも、紆余曲折を経て迎えるクライマックスはすこぶるロマンチックで甘いハッピーエンド。

大人になった二人がようやく見つけ出した答えと幸せにじんわり。

今回も攻の色気にやられました。個性的な髪型してるなぁと思っていたら、とんでもない魔性オーラの持ち主。前髪を下したときのギャップ萌え・ラブシーンでの破壊力抜群の悩殺ショット。もちろん、内面も魅力的。

危険な雰囲気を纏いつつも、本当は優しくて受のことをとても大事にしているのが伝わってくる執着攻。じゃのめさんの描く攻は外れないなぁ。

受も好感が持てるキャラ。カラッとした性格の美人。男っぽいのに可愛い人。エッチのときの素直さも良かったw(攻と相性抜群😊)

🍀描きおろし

・後日談10P
攻視点の回想から現在の二人。沖縄でラブラブ💓

・電子おまけマンガ1P
高校時代と今の二人を詩的に描いたワンシーン。




お伽噺は泡と消え



アニメイト限定4P特典付き電子版単行本