
掲載誌:ihr HertZ
15ページにわたる痛々しい性描写の続き:
エピソードとしては前々回(第6話)から続いています。
スグリ軍医が管轄する病棟の秘密の地下室で、譫妄状態のクラウスが野獣のようにタキをむさぼるシーン。
冒頭は留学(ルッケンヴァルデ)時代を思い出してタキが涙ぐむ回想シーンが少し。クラウスに荒々しく抱かれている最中に昔のことを思い出すタキ。ケガをする前のクラウスの紳士的振る舞いが脳裏をよぎり・・・。
故郷の薔薇摘みにタキを誘うクラウスのおだやかな笑顔...。
(↑2018年8月発売の同人誌『Thorn Crown Ⅴ』の前半部分を清書したもの)
ようやく限界に達したクラウスがあそこを引き抜き、意識を失ってタキの上に倒れこむ。タキのお尻からどろどろしたものが大量にあふれ出してシーツを汚して・・・。
荒い息を落ち着かせ、うつ伏せで意識を失っているクラウスをそっと抱きしめるタキ。その瞬間、包帯からにじみ出た血で手がぬるぬるになってしまい、はっとした表情。真っ赤に染まった自分の手を愕然と見つめるタキ。
(↑2018年8月発売の同人誌『Thorn Crown Ⅴ』を清書したもの)
クラウスの肩のケガが想像以上に深刻だったことにショックを受けるタキ。包帯を交換しようと肩の縛りを緩めた瞬間、血も膿も止まらなくなる。悲惨な現状に思わず嗚咽を漏らしながらも、自分がクラウスのためにできることを自問自答したタキは・・・
(↑2018年10月発売の同人誌『Thorn Crown Ⅵ』の一部を清書したもの)
最後のタキの表情が急展開を期待させる迫力でドキドキ。
ベッドの上でひとしきり号泣したタキが顔をあげるところで終っているのですが、目に涙をためながらも強い決意を固めた表情をしていてすごく美しかったです。次回が待ち遠しい✨

掲載誌:ihr HertZ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅲ


掲載誌:

百日の薔薇 第一話「我が騎士」 (初回限定生産)

百日の薔薇 第二話「宸華の者」 (初回限定生産)