『気まぐれなジャガー』第3巻ネタバレ感想【ウノハナ】

気まぐれなジャガー【単行本版】（3）（arca comics）
2019/09/25/Jパブリッシング

音楽雑誌編集者×天才ギタリスト、若かりし日の甘い同棲生活とサクセスストーリー！

単行本の構成

・表題作13話～18話
・描きおろし番外編6P
・初回特典おまけマンガ1P
・電子限定おまけマンガ1P

初の3巻突破。

今回も過去編の続きが丁寧に描かれています。二人の東京での再会から同棲生活、そしてPeg結成秘話と5年前後の出来事に焦点を当てたお話。

前半はラブラブな二人の同棲生活から始まり、気まぐれ猫の椎名とPegのメンバーたちの出会いからバンド入り→メジャーデビューまでをドラマチック且ユーモラスに描いたエピソードにほっこり和んでいたら、後半は1巻で描かれた現在の不安定な椎名へとつながる過去に突入し、そこからは固唾を飲んで見守る展開に。

前半のPegの結成秘話がなごみエピソード連発で楽しかったです。元アイドルのツンツントゲトゲ甚左さんが椎名ラブになる経緯があまりに単純明快な理由で笑えましたｗ　

そして、後半は一転シリアスモードへ。鮮烈デビューから4年後、突発性難聴になってしまった椎名。思うように治療が進まない現実にストレスを抱える椎名をそばで見守るしかできないアラタも苦しい立場。

この流れから現在の話にどのように進んでいくのか、今後の展開が気になります。

3巻を読んだ後、1巻をあらためて読み返しみるといろんな発見がありました。裏方にまわったPegメンバーたちの支え。再結成してほしいなぁ。


気まぐれなジャガー【単行本版】（3）【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】


気まぐれなジャガー（単話）


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