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2025年7月1日火曜日

『新宿69ヘヴン』上下巻ネタバレ感想【ウノハナ】


新宿69へヴン
2024/07/05/シュークリーム

風俗ルポライターの九谷慶太はゲイ風俗ルポのため人気No.1の ウリ専・ヒロムを指名する。 果たして男に勃つのだろうかと 一抹の不安を抱えていたがホテルにやってきたヒロムの魅惑的な体とルックス、人懐っこい可愛さのギャップに警戒心を解かれ、九谷の理性は陥落。 ノンケポルノライター×蠱惑的なウリ専ボーイ 欲望渦巻くネオン街で、 抗えない恋の駆け引き。


単行本の構成
上巻:
・第1~6話
・紙&電子共通おまけ漫画1P

下巻:
・第7~11話
・描き下ろし番外編8P
・イラスト入りあとがき2P
・紙&電子共通おまけ漫画1P(上巻と同じもの)


フリーランスの風俗ルポライターをしている慶太・33歳×慶太が指名した人気No.1のウリ専・ヒロム(博六)・29歳のお話。

ノンケなのに仕事でゲイ風俗を体験することになった慶太。男相手に勃つのは難しいだろうと思っていた慶太だけど、美しいヒロムに一目惚れ。気持ち良すぎるマッサージとヒロムのエロさにたちまち陥落。

それ以来ヒロムのことが忘れらずにいた慶太。そんな中、思わぬ形でヒロムと再会して・・・。

初対面の男2人で3ヵ月間ルームシェアをするという雑誌の企画で再会する二人。 リアリティ番組とは違い、プライバシーは尊重され=ノルマの共同作業を自分たちで動画や写真に残して報告する仕組み。

ヒロムを意識せずにはいられない慶太を見透かすように、小悪魔なふるまいをするヒロム。それでいて公私はきっちり分けるタイプだと釘を刺すしたたかウリ専ボーイ。当番をサボったお詫びと称して自分からキスしたり、ペナルティがたまったら店に招待すると言ってみたり。

小悪魔ビッチ受かと思ったら、勝ち組から転落した投げやりビッチ受だとのちに判明。大学時代に起業に失敗した借金を返済するために男娼になり、既に返済し終わっているのに浮上できないやさぐれ男。

押したり引いたりのヒロムの態度に翻弄され、ムラムラが限界に達した慶太が折れてヒロムを買うことに。

ヒロムは公私を分けるタイプというより、客とプライベートで寝るのは損と考えているだけにしか見えなかったなぁ。そもそもノンケだし、お金欲しさに男を誘惑していただけ。

慶太の方も刹那的な生き方で、どっちもどっちな印象。ノンケでありながらゲイ風俗で男に目覚め、仕事でもプライベートでも同じ人と関係を持たない主義だったのにお金を払ってヒロムをつなぎとめて・・・。

ヒロムはそんな慶太のどこを好きになったのだろう。エロばかりでなく、その辺をもう少し掘り下げてほしかったです。

人気No.1で他にも言い寄る客がたくさんいる中で慶太だけが特別な存在になったみたいだけど、そこに至るまでの気持ちの変化がいまひとつ読み取れなかったのが残念。

今回は舞台設定やそれぞれの属性がしっくりきませんでした。

慶太の職業もヒロムと同じくらいリスキー。30過ぎてフリーで風俗ルポライターだけ?それだけで食べていけるのか疑問に思っていたら、最終的に仕事をもらっていた雑誌の編集部に就職。

もっと年齢を下げて大学生同士とかだったら、違和感が少なかったのかも。



まとめ
・客(仕事)×男娼
・年の差<33歳と29歳>
・再会モノ
・シリアス/せつない/甘々
・地雷要素:モブとの性描写
・濡れ場:多い
・修正:白抜き




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