
コヨーテ II
2018年8月22日/フロンティアワークス
正体を知られたことが仲間に露見し、ヨシュの身に危険が及ぶことを案じつつも、日に日に募る想いを抑えきれず、ヨシュとの逢瀬を続けるコヨーテ。
ヨシュもまた、コヨーテの反応を恐れ、敵側のガーランドの人間であることを言えずにいて・・・。
そんな中、人狼のトップ・キーファーの指示でコヨーテがマークすることになったヨシュを人狼女子のミミが先に下見のために尾行していたところ、ヨシュからコヨーテの匂いがして愕然。
心配したミミがコヨーテに事情を確認し、コヨーテがヨシュの素性を知ってしまうという流れに。
激しく動揺し、誰にも言わないでくれと仲良しのミミに口止めするコヨーテ。ヨシュと知り合いということ以外は報告しないといけないと答えるミミ。
ミミから報告を受けたキーファーがヨシュを尾行し、コヨーテとの関係を察知。ヨシュに直接会いに行き・・・。
思っていたより早い段階で人狼トップがマフィアの後継者ヨシュと接触。ヨシュに情けをかけたキーファーは3日以内に街を離れるように通告。
コヨーテが一緒に逃げてくれるというのなら、あっさり問題は解決しますが、コヨーテに誤解され、すっかり信用を失ってしまった今となっては、会うことすら難しい状況。
となると、ヨシュが危険な目にあいながら愛を証明することになるのか、あるいは抗争の中で互いを守ろうとするのか・・・。
キーファーがヨシュに打ち明ける形でコヨーテの生い立ちが判明。人狼の父親は特定できておらず、2歳のときに人狼の居住区にコヨーテを連れてきた人間の母親は翌日に病死。ハーフでみなしごだったコヨーテは人狼としては小さな体で力も弱いハンディを背負って人狼社会で受け入れてもらうために血のにじむような努力をしてきたのだとか。
コヨーテの生い立ちを聞かされたヨシュはコヨーテが半分人間であるところに望みをかけて駆け落ちを狙っているのかなぁという感じも。
両親はすでにおらず、マフィアの後継者になることも拒否しているヨシュには国を去ることに未練はないのかもしれないけど、コヨーテには育ててくれた恩人のキーファーをはじめ、大切な仲間がいるのでそう簡単なことではないはず...。
人狼社会で必死に努力して今の居場所を見つけたコヨーテが仲間をあっさり捨て、自分だけ恋人と幸せになる道を選ぶことができるのかなと。
最後にヨシュが人狼の拠点に単身乗り込んだところで次巻へ。
人狼一族と国との関係は、まだ物語の中で詳しく描かれていません。国は人狼の存在を把握しているものの、70年前に絶滅したと公式に発表し、それ以降は存在しないものとしてきたという説明が、ちらっと出てきた程度。
人狼を存在しないものとして扱っている国の思惑が何なのか、さらに人狼による殺人事件に対して警察がほとんど動きを見せないという不自然さも気になるところ。
描きおろしは二人がまだ単なる人間×人狼として逢瀬を重ねていた頃のラブシーン💓


コヨーテ II


【ドラマCD】コヨーテ II 初回限定生産盤
オリジナルエピソードを収録したミニドラマCDが付いた2枚組! さらに描き下ろし小冊子付き!

掲載誌:ダリア
人狼のコヨーテとマフィアの後継者でバーのピアニスト・マレーネ。深く結ばれた2人だが人狼とマフィアの抗争が激化していき…
単行本の構成
・表題作第5話~第8話
・描きおろし番外編「sweet days 7」11P
・カバー下おまけイラスト2P
・描きおろし番外編「sweet days 7」11P
・カバー下おまけイラスト2P
正体を知られたことが仲間に露見し、ヨシュの身に危険が及ぶことを案じつつも、日に日に募る想いを抑えきれず、ヨシュとの逢瀬を続けるコヨーテ。
ヨシュもまた、コヨーテの反応を恐れ、敵側のガーランドの人間であることを言えずにいて・・・。
そんな中、人狼のトップ・キーファーの指示でコヨーテがマークすることになったヨシュを人狼女子のミミが先に下見のために尾行していたところ、ヨシュからコヨーテの匂いがして愕然。
心配したミミがコヨーテに事情を確認し、コヨーテがヨシュの素性を知ってしまうという流れに。
激しく動揺し、誰にも言わないでくれと仲良しのミミに口止めするコヨーテ。ヨシュと知り合いということ以外は報告しないといけないと答えるミミ。
ミミから報告を受けたキーファーがヨシュを尾行し、コヨーテとの関係を察知。ヨシュに直接会いに行き・・・。
思っていたより早い段階で人狼トップがマフィアの後継者ヨシュと接触。ヨシュに情けをかけたキーファーは3日以内に街を離れるように通告。
コヨーテが一緒に逃げてくれるというのなら、あっさり問題は解決しますが、コヨーテに誤解され、すっかり信用を失ってしまった今となっては、会うことすら難しい状況。
となると、ヨシュが危険な目にあいながら愛を証明することになるのか、あるいは抗争の中で互いを守ろうとするのか・・・。
キーファーがヨシュに打ち明ける形でコヨーテの生い立ちが判明。人狼の父親は特定できておらず、2歳のときに人狼の居住区にコヨーテを連れてきた人間の母親は翌日に病死。ハーフでみなしごだったコヨーテは人狼としては小さな体で力も弱いハンディを背負って人狼社会で受け入れてもらうために血のにじむような努力をしてきたのだとか。
コヨーテの生い立ちを聞かされたヨシュはコヨーテが半分人間であるところに望みをかけて駆け落ちを狙っているのかなぁという感じも。
両親はすでにおらず、マフィアの後継者になることも拒否しているヨシュには国を去ることに未練はないのかもしれないけど、コヨーテには育ててくれた恩人のキーファーをはじめ、大切な仲間がいるのでそう簡単なことではないはず...。
人狼社会で必死に努力して今の居場所を見つけたコヨーテが仲間をあっさり捨て、自分だけ恋人と幸せになる道を選ぶことができるのかなと。
最後にヨシュが人狼の拠点に単身乗り込んだところで次巻へ。
人狼一族と国との関係は、まだ物語の中で詳しく描かれていません。国は人狼の存在を把握しているものの、70年前に絶滅したと公式に発表し、それ以降は存在しないものとしてきたという説明が、ちらっと出てきた程度。
人狼を存在しないものとして扱っている国の思惑が何なのか、さらに人狼による殺人事件に対して警察がほとんど動きを見せないという不自然さも気になるところ。
描きおろしは二人がまだ単なる人間×人狼として逢瀬を重ねていた頃のラブシーン💓


オリジナルエピソードを収録したミニドラマCDが付いた2枚組! さらに描き下ろし小冊子付き!

掲載誌:ダリア