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2019年3月1日金曜日

『恋するインテリジェンス』第6巻ネタバレ感想【丹下道】



恋するインテリジェンス (6)
2018年11月24日/幻冬舎コミックス

官僚シリーズ第6弾!外務省の柳・先森組は色任務系の指導教官なのに仕事外では極端にクールな関係。それにはある理由があり…!?

単行本の構成
・表題作全6話
・描きおろし後日談25P

シリーズの中で一番見た目も性格も女性っぽい色任務の指導教官・先森と、まゆピアスの強面教官・柳のお話・体格差CP。

今回は脇役でたびたびコントみたいなやりとりをしていた二人がメイン。なれそめや過去の出来事はシリーズ中で一番ドラマチックな内容でしたが、後半はいつもの恋愛パターン。

カップルが多数出てくるのに、両想いになった途端、差異が薄れていき、溺愛執着攻とツンデレ受のエロ甘オンリーになっていくので、カップル成立後は全CPが同質化。

職場のあっちこっちでスーパーエリート攻たちがオンナ(受)自慢や仕事中にエロエロして、おのろけ全開のバカップル化w

N国の世界では受が性的に搾取され、攻と同等ではなく、どこか見下されているところが引っかかるなぁ。特に今回はフェミニン受の先森氏が心も女性そのものなので、それが顕著。

溺愛執着攻とツンデレ受が魅力的な組み合わせなのは分かりますが、ここまで似通ったカップルを量産されるとさすがにお腹いっぱいに。

最初の針生×眞御、土門×円+円パパとのバトル、武笠×深津に絞って続編描いてくれた方が個人的にはもっと楽しめた気がするなぁ。


恋するインテリジェンス (6)