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2019年2月28日木曜日

『恋するインテリジェンス』第4巻・5巻ネタバレ感想【丹下道】


恋するインテリジェンス 5
2017年・2018年3月24日/幻冬舎コミックス

官僚シリーズ第四弾!外務省の深津は遊び人と言われているが本当は貧乏生活の苦労人。だがバディである武笠は完全に誤解して…!?

1巻・2巻に1話ずつ入っていた武笠×深津のルーキー編が連載化。4巻はほぼこの二人にスポットを当てて掘り下げていく形になっています。



N国六大財閥の武笠グループのキラキラ御曹司・武笠がちょんまげ頭とクールな能面顔の下に隠し持っていた見事な腹筋バキバキを披露しつつ、同期一の清貧美人・深津の人知れぬ努力とピュアな内面になかなか気づかずにビッチ扱いしてしまうという、なんとももどかしい展開。

色任務実習3回目で途中棄権し、まだ全実習修了していないのに、いきなり色任務に駆り出すのはどうなの~、バディの武笠が相手とはいえ、ピュア受の深津がいっぱいいっぱいでかわいそう🥺

・・・と思ったら、後半は怒濤のラブラブ展開で見事な溺愛攻の出来上がりw

深津が何もかも初めてだったと知ったときの武笠の煽られっぷりと頭がショートしてフーフーハーハー状態が強烈w

続いてルーキー編の武笠×深津からはじまる5巻。意識しすぎてぎこちない態度を取る二人が可愛くて和んでいたら、深津のいないところで完全にキャラが壊れかけている武笠w 

クールなキャラだったのに、すっかり土門化して職場で真顔でのろけるし、ベッドではエロの実況中継w 

あんたもそっち系かとツッコミを入れた直後に、またまたハーハーハーハー、異常をきたして2回目も頭がパンクw 

さらに可愛い深津がトントントントンされすぎて最後ムンクみたいになり、この二人のエロはいったいどこに向かってんだろうとw

針生×眞御、土門×円は脇で安定のイチャイチャ。

・「数式は鷹に恋をする」
今回のメインは財務省の二人。

財務省主計局の土門の上司・古賀課長と、財務省の関税局の円の上司・差形課長。こちらは20年近く交際しているのにいまだにプラトニックな関係を貫いている拗らせ一歳違いの同棲カップル。王家の血を引くスパダリ年下攻×ひねくれインテリメガネ受。

過去2回試したセックスで攻がぴくりともたたず、以後、性的なことは排除することにしたものの、にこにこ笑顔を張り付かせて本音がみえないノンケ攻にモヤモヤとむなしさを募らせるメガネ受。

うーん、この二人はちょっと不可解。基本、丹下道さんのストーリー運びは勘違いとすれ違いの連続で思いっきり引っ張ってから後半一気に片が付くパターンで、最後はひたすらエロ暴走。

どの組み合わせもほぼこれなので、だんだんお腹いっぱいになってきました。19年もこじらせていた二人でさえも、この単純パターンに当てはめたのはちょっと納得いかないかなぁ。最後は笑いに持っていきたいのでしょうが、この話はしっとり系でまとめた方がぐっときた気がします。


恋するインテリジェンス (4)


恋するインテリジェンス (4)