
ひとりじめマイヒーロー: 7
2012年2月・2013年7月・2014年7月・2015年4月・2016年7月・2017年6月・2018年1月/一迅社
ヘタレヤンキーの勢多川は、不良高校教師のコースケさんの生徒であり舎弟だったりする……憧れのコースケさんの言葉に、態度に、容赦なく振り回される勢多川。ガマンすればするほど欲しくなる、マイヒーローこのキモチどうしよう? 笑ってはしゃいで、ちょっぴり涙する……教師×生徒の恋のお話できました!
1巻完結後にシリーズ化:
"熊殺し"の異名を持つ不良教師・コースケ × コースケにあこがれるヘタレなパシリ少年のお話。
1巻の時点ではコースケ(攻)の破天荒ぶりが目立ちすぎて、かなり変わった人にしか見えませんw
続刊の方では単なるヤンキー教師ではなく、不良少年たちを更生に導こうとする人情派の一面も見えてくるのですが。
この1巻では抑制の効いた大人の男性には程遠いチンピラ教師w
振り向かせ方が荒っぽすぎるんですよね😅
頼れる兄貴キャラでドSや腹黒じゃないところはほっとするところなのですが、気弱な少年にショック療法などと称して揺さぶりをかけるズルい大人。
前作同様すったもんだを楽しむ構成。不憫な状況でこそ可愛さが際立つ勢多川くんと、序盤は読者にも真意が見えずハラハラさせられながらも、徐々に甘さを増して本領を発揮し始めるコースケさんの対比が魅力のシリーズ。
漫画としての見せ方がお上手だなと思いました。キャラ設定もストーリー運びもギャップ萌えやカタルシス効果を狙った演出になっています。
カップルになってからの二人はほのぼの甘々な癒しカップル。大人の男として色気を漂わせる攻と、家事万能なうえに初々しさも残る“通い妻”受。
前作攻の支倉くんが本作では名バイプレイヤーとして大化け。ニヒルなくせして一番かっこいい立ち位置を確保w
勢多川くんが追い詰められている状況をいち早く察して(しれっと)動いてくれたことにじんわり。何も気づかずにキャピキャピしている健介もおこちゃまで可愛かったですw
2巻はコースケさんの回想という形で二人が出会った頃のほっこりエピソードと現在の話を収録。
3巻では勢多川くんたちが2年に進級。勢多川くんと健介は同じクラスで、支倉くんや委員長たちは別のクラスに。そんな中、先生との関係が仲間にばれてしまい・・・。ひと悶着ありながらも雨降って地固まる流れ。学校外では支倉姉夫妻が再三登場。
4巻・5巻はアル中気味・ホスト狂いのダメダメお母さんが勢多川くんを苦しめるシリアス寄りのお話。支倉くん宅に家出後、心配するコースケさんに事情を打ち明ける勢多川くん。恋人らしく素直に先生を頼る勢多川くんの変化にじんわり。
6巻はコースケさんが旅先で感極まってプロポーズ。その頃、前作CPは支倉くんの欲求不満が爆発。斜め上の反応を見せる健介だけど最終的にちょっと前進。
7巻はその続きで前作CPのエピソードが半分。ようやく友情と恋愛の「好き」の違いに気づく健介。恋を自覚してドキドキが止まらなくなる健介がキュート。小学校時代の二人の出会い編も収録。現在の話で健介のパパ(単身赴任中)初登場。







