
逢縁カタルシス
2021年4月2日/コアマガジン
薬種商「伊波屋」の若旦那・竜次は、運転手としてやってきた近藤の素直さを気に入り、そばに置くことに。そんなある日、近藤の日記を盗み見てしまった竜次は、自分に向けられた熱情を知ってしまう。ところが、本人に知られたというのに近藤の全く変わらない態度に竜次の方が意識し動揺してしまって…?
単行本の構成
・表題作全6話
・描き下ろし後日談7P
・電子限定おまけ漫画1P
・描き下ろし後日談7P
・電子限定おまけ漫画1P
大阪が舞台の大正浪漫BL。震災で職を失って東京から大阪に引っ越してきた薬種商「伊波屋」の新人運転手・近藤と彼を雇った粋な若旦那のお話。
最初はほのぼのと進み、中盤はシリアス、そして後半はカタルシス。
保守的な主従モノの雰囲気と進歩的なデモクラシーの機運が交錯する大正時代ならではの時代背景の中で育まれる身分違いの恋。
それぞれ異なる魅力を持ったメイン二人のキャラと美麗な絵に引き込まれました。
実直だけどちょっと天然で朴念仁な近藤が攻になっていく過程も、粋な若旦那の影あるキャラ(清廉なのにどこかアンニュイで色気があり、それでいて気取らない男前な性格)も魅力的。
惜しむらくは近藤の片想いから若旦那が絆されるまでの過程が駆け足に感じられたこと。もう少しじっくり読みたい部分ではありましたが、それを差し引いても十分魅力的なお話で、伏線回収とクライマックスへの持って行き方が特に良かったです。
ラブシーンは最終話と描き下ろしの2回。
🍀描き下ろし
・後日談7P
東京に引っ越した二人のその後。ラブシーン&ピロートーク💓
・電子限定おまけ漫画1P
パラレルワールド。今風の秘書×社長になった二人(近藤の夢の中)

逢縁カタルシス【電子限定描き下ろし付き】
