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2024年6月27日木曜日

『ララの結婚』第4巻~6巻ネタバレ感想【ためこう】

ララの結婚 4【電子限定かきおろし付】


ためこう『ララの結婚』第4巻~6巻
ビーボーイコミックスDX
2021年12月9日・2023年1月19日/リブレ

目次:
※各巻のレビューは作品情報の【シリーズ】欄にリンク済み

作品情報

 ブルクティーン家を飛び出し、大都市ミンシンの娼館で働くことになったラムダン。 だが後を追ってきたウルジの謝罪と本音を聞き、ラムダンはついに目を背け続けた己の恋心と向き合う。 初めて心通う一夜を過ごす二人だが、バドマが取り仕切る娼館には珍妙な客が出入りしており? 異国の嫁入り奇譚、四巻描き下ろしは湯殿で過ごす朝のお話。五巻描き下ろしは密やかな帰途の夜のお話。


【シリーズ】

第1巻(2018年10月10日/リブレ)
第2巻(2019年11月09日/リブレ)
第3巻(2020年10月20日/リブレ)
第4巻(2021年12月09日/リブレ)
第5巻(2023年01月19日/リブレ)
第6巻(2023年12月08日/リブレ)



【収録内容】
4巻
第16話~20話
描き下ろし番外編「早朝」10P
電子限定おまけ漫画1P


5巻
第21話~25話
描き下ろし番外編「家路」10P
電子限定おまけ漫画1P


6巻
第26話~30話
描き下ろし番外編「遠鳴り」7P
電子限定おまけ漫画1P



【テーマ・舞台設定】
  • エスニック・中央アジア風
  • 女装受
  • 夫夫



【作風・世界観】
  • シリアス
  • せつない



【キャラ】

二人の関係:夫夫→離縁?
  • 攻:富豪(商家)の跡取り・ウルジ
    執着攻 寡黙攻

  • 受:双子の妹の身代わりでウルジに嫁いだ少年・ラムダン
    美人受 ツンデレ受 女装男子



【地雷要素(人によって)】
  • 女装受



【ラブシーン】
  • 4巻:普通
  • 5巻:キス
  • 6巻:なし



【関連作】
ドラマCD:


ララの結婚(ドラマCD音声)【出演声優:斉藤壮馬、江口拓也、伊東健人】


ララの結婚2(出演:斉藤壮馬、江口拓也)


ララの結婚3(出演:斉藤壮馬、江口拓也)


4巻ネタバレ感想

新章突入。冒頭は濃厚なベッドシーン7P+甘いピロートーク。

娼館で一泊した翌日(?)、まだこうしていたいが、自分の役割を放棄できないからと帰り支度を始めるウルジ。一緒に来てくれるだろとウルジに聞かれたラムダンは、急に素直になるのは気恥ずかしいようで、何とも可愛げない返答w

娼館を出ていく前に兄に挨拶するウルジとラムダン。アリアナとの結婚が破談になったせいで親族のブルアスク家との関係は悪化。岩塩窟からの収穫も減っているらしく、今頃父は怒り狂っているだろうと淡々と現状を語った後、手ぶらで帰ることはできないぞと忠告するバドマ。

弟夫夫のことを心配しつつも、父の顔に泥を塗った二人の大胆行動を面白がっている様子。

そんな中、新キャラ登場。娼館に客として来ていた貴族のミジド・ベルツェド。急に現れ、ウルジ父との和解のために仲立ちするよと初対面で声をかけてくる怪しげな男。それなのに何の警戒心もなく、のこのこついて行くラムダン。ウルジに相談も断りも入れずに...。

出されたお酒をガバガバ飲んで(盛られて?)意識を失い、ミジドの屋敷で監禁されるラムダン。寝ている間に勝手に服も着替えさせられ、男だとバレてしまい・・・。

うーん、ラムダンのこういうところに毎回ガクッとくるなぁ。もう少し成長したところを見せてほしかったのに。

結局、自分では何も対処できず、助けに来たウルジがミジドの従者・タリフの口添えで商談をまとめて一件落着。

そして娼館に戻ってイチャラブ。寝ている間にミジドにいやらしい女性用の下着を身に付けさせられていたラムダン。それを見ても全然怒らないウルジにだいぶ違和感😓

平気なの?少し怒った方がいいと思うけどw

ブルクティーン家の屋敷に帰る途中で行き倒れている浮浪者(?)を発見したラムダンは、ウルジの制止を振り切って屋敷に連れて帰ることに。またなの~と読者の嫌な予感が的中。行き倒れ男の迂闊な発言でウルジ父に男同士であることがバレてしまうという最悪な状況で次巻へ。

とにかく一度立ち止まって考える癖つけてほしい、ラムダン😣

4巻は性格に難ありな主人・ミジドと元奴隷の大らかで世話焼きな召使い・タリフのニアBL風なサイドストーリーも織り込まれています。


5巻ネタバレ感想

5巻は父がララのふりをしていたラムダンに激怒する場面から。新たな販路開拓という手土産を携えて帰ってきた息子は許すことにしたものの、迷惑しかかけていないラムダンはブルクティーン家に不要と言い放ち・・・。

ウルジ父・ブルクトの過去編を合間に挿入。強面で寡黙で厳格な男性だけど、愛妻家の一面も。病気で早逝した天然箱入り娘のウルジ母を心の底から愛していたブルクト。最愛の人を亡くした悲しみと喪失感で一層自分にも他人にも厳しい人になってしまったのかな。

ラムダンに自分の思いを伝えるウルジ。大勢の家人を抱えるブルクティーン家の跡継ぎとして自分は家を離れることはできないが、どうしてもお前にそばにいてほしいと。 父には冷遇されるかもしれないが、養子を迎える手筈も整えているし、不自由させるつもりはない、お前と生きていく道以外は考えていないと告げられるラムダンだけど、ウルジが言い終わる前にキスで口をふさぎ・・・。

この家に閉じ込められるなんて嫌だね、もうこりごりだとウルジに指輪を返して冷たい態度を取って去って行くラムダン。 屋敷を出たところで我慢していた涙がこぼれ落ちるラムダンだけど、なんていうか、後ろ髪を引かれる雰囲気がいまいち出ていなかったせいか、別離のシーンなのに切なさや悲壮感があまり伝わってこなかったなぁ。

ウルジのためを思って出て行ったというより、早く楽になりたかったのかなという印象。 執着攻のウルジに比べるとラムダンのウルジへの愛はそこまで育っていなかったのかなぁと。

結婚となると二人だけの問題ではなくなるから、無口×無鉄砲ですれ違ってばかりの今の二人には荷が重すぎたのかもしれませんね。

屋敷を出たラムダンは行き倒れ男・ルカと放浪の旅に出ることに。ルカは各地を旅する文筆家でバドマの友人と判明。

自分は捨て子だとルカに打ち明けるラムダン。ミジドから身体の特徴がグリナザ族と似ていると言われたことが気になっていたラムダンは、自分のルーツを探るためにグリナザ族に会いに行くことを思い立ち、ルカに相談。

以前北方の町でグリナザ族を何度か見かけたことがあり、ちょうどその方面に用事があるルカが快く応じてくれ、一緒に北方へ向かうことになるが、早々に事件発生。 野宿していたところを異国の言葉を話す男たちに襲われ、海賊船(?)に連れ込まれる二人。

目を覚ましたラムダンは船上で乱交パーティが行われているのを目撃して驚愕。パーティの主らしき船長に見つかって大ピンチ!

船長は二人が無理やり連れてこられたことを知らなかったようで、無駄に食い扶持を増やしやがってと二人を拉致した男たちをボコボコに。船長から逃げるラムダン。

当て馬候補の入れ墨のイケメン船長・アウラ。暴力的な男だけど、聞く耳は持っているらしい。

ルカが機転を利かして危機脱出。その後、二人で協力して船の呪い(壊血病?)を解決したことで船員たちの態度が一変。船長の態度も軟化し、迂回して北方まで連れて行ってもらえることに。

長旅になりそうだなぁ。ウルジとの再会はいつになることやら。


6巻ネタバレ感想

久々にウルジ登場。ラムダンが屋敷を出て数か月経過。父が押し付けてくる見合いを“自分のことを愛さない人”という条件を付けたりしてずっと断ってきたウルジだけど、ついにその条件に合致する人物が現れて・・・!?

その頃、ラムダンはまだ船の中。船長のアウラと打ち解け、和気あいあい。ラムダンたちが連れ込まれた船は船員が旅人を誘拐したり、船長が乱交パーティをしたりと何とも怪しい船だったので、てっきり海賊船かと思ったら、あれで王家公認の貿易船だったとは😓

船での生活が長いと気持ちが荒んだり、病んできたりするから、そういう方面でガス抜きにしているというのがアウラの言い分みたいですね。絶対的な権力を持つ船長のコントロール下にある限り、多少の風紀の乱れは必要悪ということなのかな。

子供の頃に船長だった父と村の働き手と村の財を積んだ船が天災で沈没し、残されたアウラは村人に恨まれ、村八分に。そのときに村人たちから罪人として入れ墨を入れられたという壮絶な過去を持つ人物。

その話を船員から聞いたラムダンはアウラのこれまでの苦労に思いを巡らせ、アウラによりいっそう理解と協力を示すように。そんなラムダンにアウラも惹かれていき・・・。

自分のルーツかもしれないグリナザ族に会うために北方を目指していたラムダンだけど、乗船していた貿易船が王家からの寄港命令を受け、急遽王都へと戻ることに。

アウラがついに当て馬化。ウルジ兄・バドマは非当て馬なので、意外にも当て馬はこれが初めて。アウラもパドマと同じ豪放磊落なイケメン枠かと思ったら、全然器が違ったなぁ。

ラムダンにどんどん執着してヤンデレ全開に。ラムダンの気持ちを無視して監禁したり、縄を付けて自由を奪うアウラにドン引き😞

ラムダンを手放したくないアウラは王宮に荷を届けるのを手伝うようにラムダンに強要し、なすすべなく王宮へ連れていかれたラムダンはそこで信じられない光景を目撃して・・・。

その日は結婚が決まった末っ子王女の祝賀行事が催されていて、王女の結婚相手として何とウルジが王女の隣に立っているのを目撃したラムダンはショックのあまり茫然自失。

逃げ出したくてもアウラに縄で拘束されているため、逃げることができずに辛そうにするラムダンの姿が痛々しかったなぁ。その場を去りたいというラムダンの必死の頼みを無視するアウラにイライラ。人として最低!

沈黙を保ってきた執着攻・ウルジがついに本格始動?!

どうやら寄港命令もウルジが一枚噛んでいたようですね。背中を押した兄・バドマがルカに指示を出してラムダンを連れ戻したという感じかな。

王女様も曲者。ラムダンとの復縁を諦めていないウルジがすんなり政略結婚するとは思えないし、何か裏がありそうですね。

描き下ろしはラムダンを独り占めしたいアウラの述懐。

続きが気になります!



ララの結婚 1



ララの結婚 2



ララの結婚 3



ララの結婚 4【電子限定かきおろし付】



ララの結婚 5【電子限定かきおろし付】



ララの結婚 6【電子限定かきおろし付】



ララの結婚(出演:斉藤壮馬、江口拓也)
ドラマCD 無料試聴あり



ララの結婚2(出演:斉藤壮馬、江口拓也)
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ララの結婚3(出演:斉藤壮馬、江口拓也)
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