
2024年4月15日/一迅社
康介と家族になり、大柴家で一緒に暮らすことになった勢多川。
大柴家に待望の第三子も誕生し、さらに賑やかで幸せな家族生活を送ることに。
しかし、熟年夫夫化が進みイチャイチャの気配が潜んだ生活に、だんだんと焦りを覚えた康介は…!?ついに迎える高校卒業&新生活! ひとりじめシリーズ、新章スタート!
単行本の構成
・表題作第80話~87話
・描き下ろし番外編「卒業式を終えて」2P
・描き下ろし番外編「バーMARYの危機」3P
・描き下ろし番外編「レアブレザー」1P
・カバー下あとがき2P
・おまけペーパー「求められるなら」
・描き下ろし番外編「卒業式を終えて」2P
・描き下ろし番外編「バーMARYの危機」3P
・描き下ろし番外編「レアブレザー」1P
・カバー下あとがき2P
・おまけペーパー「求められるなら」
14巻までずっと時間の流れが遅かったので高校生活がまだまだ続くんだろうなと思っていたら、15巻はサクサク時間が進行。飛び飛びであっという間に数年経過。
なんで急に駆け足になったんだろう。今までのテンポと違いすぎてしっくりこず😓
前半は3年に進学した皆の様子と大柴母の出産エピソード。出産シーンはなく、赤ちゃんの初登場シーンは生後半年を過ぎた頃。なぜか後ろ姿で赤ちゃん時代はそのシーンのみ。次に出てきたときは既に幼児の姿。名前はみこと。女の子?
あんなにぽわぽわだった健介は3年になると自主的に勉強するようになり、一気に受験モードに。
続いて文化祭(コスプレカフェ)。コスプレ衣装の件で康介さんの元カノ・南郷さんが協力してくれることに。南郷さんは非当て馬の脇役に落ち着いたのかな。そこら辺がずっと曖昧なまま、後半またつながりが。
続く85話から新章突入。
いきなり新生活が描かれていたので茫然💧
3年時だけ何故こんなに飛ばしたのか、学園モノなのに進路選択、友人たちとの別れが迫る三学期のエピソードなどが全く描かれず、卒業式のエピソードもなし...。
健介は家を出て支倉くんと同棲中。チビっ子だった健介はだいぶ背が伸びてきゅるるん(ショタ)感が半減したなぁと思っていたら、次のシーンでまたショタに逆戻りw
金成さんのところでバイトを始めた健介。家とバイト以外の描写がないということは大学に受からなかったのかな。支倉くんの進学先も不明瞭。描き下ろし番外編で委員長と同じ大学に通っているのは分かったけど、志望校(国立大医学部)かは不明。
勢多川くんは大柴家に嫁入り。勢多川くんに懐いている大柴家の末っ子のみことや大柴父もまだ家にいるのでなかなかゆっくりイチャつけず、欲求不満を募らせる康介さん。それでも勢多川くんがその気になるのを辛抱強く待つ姿勢。
勢多川くんは嫁入りした現状に満足し、セックスレスになっていることを特に気にして無さそう。性欲が薄いのか、そんな状態が何カ月も続いたため、康介さんが正広切れだとホテルに誘ったところ、冷め切った勢多川くんの返答がなんかショックだったなぁ。
なぜ?別に急がなくてもって...。 お前に忘れられそうだからと康介さんが言うと、小さな子がいるから配慮が必要と言い出す勢多川くん。だからホテルに誘っているのに。
その配慮っていつまでだと康介さんが問いかけると、みこちゃんが大きくなるまでと答える勢多川くん🥺
みこちゃんが生まれてから徹底した禁欲モードに。康介さんに誘われても勢多川くんが全くその気にならず、それが本音というのがきついなぁ。
最後はストーカー騒動。以前バイトしていたラーメン屋でまたバイトを始める勢多川くん。南郷さんとバイト仲間に。時を同じくして大柴宅の前をうろつく女性の姿が。勢多川くんが目撃したその女性は勢多川くんにそっくりで・・・というところで次回へ。
15巻は一つ一つのエピソードがダイジェストのように薄くて時間の経過もアンバランスだったので読んでいてストレスを感じました。次巻はもっとじっくり読めるといいな。




掲載誌:gateau (ガトー)


